結城紬製作工程
ひとすじひとすじの糸に込められた作り手の深い愛情とひたむきな心

明治時代の結城紬は縞模様や簡単なたてよこ絣でしたが、大正時代には横糸絣にによる絵絣が流行しました。
そして昭和初期になり亀甲などの小絣を駆使した「細工絣」が考案されました。
結城紬でよく使われる言葉で100亀甲とありますが、生地巾横一列に106個以上の亀甲模様が入ります。亀甲模様とは縦絣と横絣を織り合せで出来る模様で亀の甲羅の形に似ているので亀甲(きっこう)と言います。
当サイトの中で紹介されています織元の小島さんは、200以上の亀甲を幅巾に入れる高度な技術をもち最高級な紬を作り出す職人さんです。200以上もの均等な亀甲模様が入った紬では3000万円くらいの市場価格となります。
小島さん曰く、200もの亀甲模様を入れる仕事は「魂を擦り減らすような仕事です」と、言われておりました。
図案は今日では、パソコンによるソフトでの作成をするところも増えましたが、現在でも専用方眼紙に模様を描くところもあります。

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上図は非常に緻密な亀甲で描いた「絵絣」です。画像上部分が実際の生地、下部分がその図案です。出来上がりの生地を保管しているところは稀で、非常に貴重はものです。
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